マイル旅行
マイレージまめ知識
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マイル旅行とは?
みなさんは、マイル旅行という言葉をご存知でしょうか?
マイル旅行とは、フライトやクレジットカードの利用で貯めたマイルを特典航空券と交換し、国内旅行・海外旅行に行くことです。
今回のマイレージまめ知識では、効率よくマイルを貯め、お得にマイル旅行をゲットする方法を解説していきます。
マイル旅行をゲットするには?
マイルを貯める方法は、大きく分けて2つあります。
1つはフライトの利用、もう1つはクレジットカードの利用です。
多くの航空会社はクレジットカード会社と提携し、マイルが貯まるクレジットカード(マイルカード)を発行しており、通常のフライト利用に加え、クレジットカードの利用でもマイルを貯めることができます。
また、マイルカードは入会時や継続時に1,000~5,000マイル、搭乗毎にもボーナスマイルが付与されるため、クレジットカード機能がないマイレージカード(※1)と比較すると、マイルの獲得機会が圧倒的に多い点が特徴です。
さらに、ゴールドカード以上のカードでは、ビジネスクラスカウンターでの優先チェックインや空港ラウンジの無料利用など、旅行系の付帯サービスが充実している点も魅力です。
多くのマイラー(※2)は、マイレージカードの特徴をしっかりと比較、検討し、自分のライフスタイルに合ったカードを活用することで、効率よくマイルを貯めています。
- マイレージ比較.jpでは、クレジットカード機能を搭載したカードを「マイルカード」、クレジットカード機能のないカードを「マイレージカード」と定義しています。
- マイラー・・・マイルを貯める人々の呼称
マイル旅行をJALカード・ANAカードで試算
では、マイルカードを活用することで、どれくらいのマイルを獲得することができるでしょう?
マイラーのなかでも人気が高いANA JCBワイドカードと、JALのCLUB-Aカードを例に、出張や帰省などで年5回の国内線利用(東京⇔大阪)、年1回の国際線利用(東京⇔バンコク)、月5万円クレジットカードを利用した場合、1年間で何マイル貯まるかを実際に試算してみます。
フライト
ANA JCBワイドカードは、フライト毎に区間マイル+25%のボーナスマイルが貯まるので、東京・大阪間の年5回の国内線利用で2,625マイル、東京・バンコク間の国際線利用で5,020マイル、入会でプレゼントされる2,000マイルとあわせると、合計で9,645マイルをゲットできます。
また、CLUB-Aカードもフライト毎に区間マイル+25%のボーナスマイルが貯まるので、東京・大阪間の年5回の国内線利用で2,625マイル、東京・バンコク間の国際線利用で5,020マイル、入会後の初回搭乗でプレゼントされる5,000マイルとあわせると、合計で12,645マイルをゲットできます。
クレジットカード
ANA JCBワイドカードは、カード利用1,000円につき1ポイントが貯まり、1ポイント=5マイル換算(※移行手数料無料)もしくは1ポイント=10マイル換算(※移行手数料年間2,000円+消費税)でANAマイルに交換することができます。月5万円カードを利用した場合は、年間で3,000~6,000マイルを獲得可能です。
CLUB-Aカードは、カード利用200円につき1マイル、ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,000円+消費税)に入会している場合は100円につき1マイルが貯まり、月5万円の利用で250~500マイル、年間3,000~6,000マイルをゲットすることができます。
クレジットカードで貯まるマイルを試算
- Apple Pay対応
- 楽天Edy搭載
年会費 | 7,250円+消費税 |
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国内線5回(東京⇔大阪) |
エコノミークラスの割引運賃を利用。 区間マイル+25%のボーナスマイルが積算されるので、5回の国内線利用(東京⇔大阪)で貯まるマイルは往復525マイル。 525マイル×5=2,625マイル |
国際線1回(東京⇔バンコク) |
エコノミークラスの割引運賃を利用。 区間マイル+25%のボーナスマイルが積算されるので、1回のバンコク旅行で貯まるマイルは往復5,020マイル。 往復:5,020マイル |
カード利用 |
月5万円利用で50ポイント 1ポイント=5マイルもしくは1ポイント=10マイル(※年会費2,000円+消費税)なので、50ポイント=250~500マイル 年間:3,000~6,000マイル |
ボーナスマイル | 入会時:2,000マイル |
合計 | 年間:12,645~15,645マイル |
- Suica搭載
- 付帯保険が充実
年会費 | 10,000円+消費税 |
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国内線5回(東京⇔大阪) |
エコノミークラスの割引運賃を利用。 区間マイル+25%のボーナスマイルが積算されるので、5回の国内線利用(東京⇔大阪)で貯まるマイルは往復525マイル。 525マイル×5=2,625マイル |
国際線1回(東京⇔バンコク) |
エコノミークラスの割引運賃を利用。 区間マイル+25%のボーナスマイルが積算されるので、1回のバンコク旅行で貯まるマイルは往復5,020マイル。 往復:5,020マイル |
カード利用 |
月5万円利用で250~500マイル ※カード利用200円につき1マイル、ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,000円+消費税)に入会している場合は100円につき1マイル貯まる 年間:3,000~6,000マイル |
ボーナスマイル | 入会後初搭乗:5,000マイル |
合計 | 年間:15,645~18,645マイル |
上記の表からもわかる通り、フライトとクレジットカードの利用で貯まるマイルを合計すると、年間12,645~18,645マイル。貯めたマイルを国内線の特典航空券に交換する場合に必要なマイル数は、ANA・JALとも10,000マイルから、国際線は12,000マイルからとなっているため、毎年マイル旅行に行くことができます。
- 各航空会社のマイル特典に必要なマイル数は、「特典交換に必要なマイル数」を参照
デルタ(旧:ノースウエスト)・ユナイテッド航空でマイル旅行
国内系航空会社ANA・JALの他では、外資系航空会社デルタ(旧:ノースウエスト)・UA(ユナイテッド航空)のマイレージプログラムもマイルを貯めやすく、多くのマイラーに支持されています。
デルタ・UAのマイレージプログラムの魅力は、区間マイルの100%が積算される点です。ANA・JALでは、割引運賃やツアー運賃など航空券の種類によって貯まるマイルが50~75%に減額されてしまいますが、デルタ・UAでは航空券の種類に関わらず、区間マイルの100%が積算されます。
また、ANA・JALではマイルの有効期限が3年間と決められていますが、デルタ・UAでは、貯めたマイルに有効期限がないため、マイルの失効を気にせず、余裕を持ってマイルを貯めることができます。
これらのサービスに魅力を感じる方、海外へ行く機会が多い方は、デルタやUAのマイレージプログラムも有力な選択肢の一つになるでしょう。
人気が高いマイルカード
- ANA(全日空)
- 楽天Edy搭載
年会費 | 7,250円+消費税 |
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ボーナスマイル |
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カード利用 | 1,000円につき1ポイント(※1) |
マイル有効期限 | 3年 |
付帯サービス |
ポイントUP
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- JAL(日本航空)
- Suica搭載
年会費 | 10,000円+消費税 |
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ボーナスマイル |
|
カード利用 | 200円につき1マイル |
マイル有効期限 | 3年 |
付帯サービス |
空港
|
デルタ スカイマイル シティ VISA ゴールドカード※申し込み終了
- デルタ(旧:ノースウエスト)
年会費 | ゴールド:18,000円+消費税 |
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ボーナスマイル |
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カード利用 | 100円につき1.3マイル |
マイル有効期限 | なし |
付帯サービス |
空港
|
- UA(ユナイテッド航空)
- マイルが貯まりやすい
年会費 | 15,000円+消費税(初年度全額キャッシュバック) |
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ボーナスマイル | ― |
カード利用 | 100円につき1マイル |
マイル有効期限 | 実質なし(※2) |
付帯サービス |
空港
|
- 貯めたポイントは、1ポイント=10マイル(※年間移行手数料2,000円+消費税)、もしくは1ポイント=5マイル(※年間移行手数料無料)換算でANAのマイルに交換できる
- 最後にマイルの貯まった日から、18ヶ月以内にマイルの増減があれば有効期限が延長される
マイレージまめ知識「マイル旅行」はいかがでしたでしょうか?
各マイレージプログラムの特集も参考に、マイルカードで効率良くマイル旅行をゲットしましょう!