JAL JGC(グローバルクラブ)の魅力
マイレージまめ知識
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JGC(ジャル・グローバル・クラブ)とは、年間搭乗実績の多い人だけが入会できるJALマイレージバンクの上位会員組織です。
クレジットカードに付帯する空港ラウンジとは異なる、JAL上級会員専用の空港ラウンジの利用や優先チェックインなど、上質なサービスが付帯し、多くのボーナスマイルをゲットすることも可能です。
今回のマイレージまめ知識では、JGCの魅力と入会方法をご紹介していきます。
JAL JGCとは?
JGCは、「JMB FLY ONプログラム」における「サファイア」以上のステイタスを持つ人に入会資格が与えられます。
一度入会すると会員資格が失効しないため、入会後は搭乗回数やポイントに関係なく資格を継続することができます(※「JMB FLY ONプログラム」の「クリスタル」「サファイア」「ダイアモンド」は、達成日の翌年月から翌々年3月末までが有効期限)。
JGCに入会するための条件
- 1~12月の12ヵ月間に、「FLY ON ポイント」を合計50,000ポイント以上所持していること、あるいは搭乗回数50回以上で15,000ポイント以上の搭乗実績があること※1
- JGC JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカードのいずれかに入会すること
- JALグローバルクラブの規約を遵守すること
- JALカード会員が搭乗毎に積算されるボーナスマイルはFLY ON ポイントの対象にならないため注意が必要。
豆知識 FLY ON ポイント
FLY ON ポイントは、JALグループ便もしくはワンワールド加盟航空会社便に搭乗する際、マイルとは別に積算されるポイントです。国際線を利用した場合は1マイル=1FLY ON ポイント(中国・香港・アジア・オセアニア線は1マイル=1.5FLY ON ポイント)、国内線を利用した場合は1マイル=2FLY ON ポイントが貯まります。
JAL JGCの魅力的な特典
JGCの最大の魅力は、充実した航空系のサービスを受けられる点です。
専用カウンターでの優先チェックイン、JAL上級会員専用の空港ラウンジの無料利用、優先的に手荷物の引渡しをしてくれる「プライオリティ・バッゲージサービス」など、一般的なゴールドカード以上のサービスを利用できます。
また、搭乗毎に区間マイルの+35~125%のボーナスマイルがプレゼントされる点も大きな魅力です。
空港でのラウンジ利用 | 国内線、国際線のサクララウンジ、JGCラウンジを無料で利用できる |
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ボーナスマイル | 搭乗:区間マイルの35~125%のマイルをプレゼント(ただしJALカード、JALグローバルクラブの搭乗ボーナスマイルとの重複はなし) |
優先チェックインサービス | 国内線はJGCカウンター、国際線はファーストクラスカウンターで優先チェックインができる |
受託手荷物の優待 | 重量制:基準+10~20kgまで超過料金無料、個数制:基準+1~2個まで超過料金無料 |
プライオリティバッゲージサービス | チェックインの最にJGCカードを提示すると、到着空港で優先的に手荷物を引き渡してもらえる |
ワンワールド・エリートステイタス | JCG会員は、ワンワールド加盟航空会社の搭乗時にも優先空席待ち、専用カウンター利用、空港ラウンジ利用、優先搭乗などのサービスを利用できる |
その他、JGC会員はワンワールド加盟航空会社の搭乗時にも空港ラウンジ・専用カウンター利用、優先搭乗、優先空席待ちなどのサービスを受けられます。
JAL JGCに入会する方法とは?
これまで、JGCの概要と人気の秘密をご紹介しましたが、もう少し具体的に入会条件をクリアするための方法を解説していきます。
入会条件の1つである「50,000FLY ON ポイント(※JGCに入会するための条件参照)」をクリアするためには、エコノミーの普通運賃で東京・ニューヨーク間を4往復、割引運賃で6往復する必要があります。
もう1つの条件である「搭乗回数50回以上で15,000ポイント以上の搭乗実績」もハードルはかなり高いですが、JGC会員を目指す人のなかには沖縄の離島巡りをしたり、乗り継ぎの回数を多くするなど、工夫をこらしてクリアする方が多いようです。
JGCの入会資格を得るために旅行や搭乗をする方も多く、これらの行動は「JGC修行」と呼ばれています。
ポイントやマイルを貯めるために飛行機に乗ることは、普通の感覚からすると「趣旨がずれているのでは?」と感じるかもしれません。しかし、前述したようにJGCは一度入会すると永久会員になれるため、「お金と時間をかけてでも入会資格を得る価値はある」と考える方が多いようです。
上質なサービスを経験する裏ワザ
JGCはJALカードに入会せずに取得することも可能(※JGC入会時には必要)ですが、JALカードに入会しておけば、フライトによるボーナスマイルを獲得できるため、効率よくマイルを貯めることができます。JGC会員を目指している方で、まだJALカードに入会していない方は忘れずに入会しておきましょう。
- 空港ラウンジ利用可能
- 安心の自動付帯保険
年会費 | 16,000円+消費税 |
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フライトマイル |
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ショッピングマイル | 100円につき1マイル |
自動付帯保険 |
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付帯サービス |
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- トラベル・アシスタンス
- ダイナースクラブのサービス
年会費 | 28,000円+消費税 |
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フライトマイル |
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ショッピングマイル | 100円につき1マイル |
自動付帯保険 |
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付帯サービス |
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また、本特集を見て「JALマイルを貯めているがJGCの資格取得は難しい・・・」と思われた方は、JGC同様高いステイタスを誇り、特別なサービスを受けられるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードへの入会も選択肢の一つです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレジットカード最高のステイタスを誇るプラチナクラスのカードで、世界500ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティパス」が付帯する等、JGCにはないサービスを利用できます。また、「ショッピングマイルプラン」に登録すると、カード利用時のマイル還元率は1.1~1.9%とJALカードを上回るマイルの獲得を期待できる点も魅力です。
ショッピングマイルプランへの登録は、通常4,000円+消費税の年会費が必要ですが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには無料で付帯しています。
- JALマイルが貯まる
- サポート充実
年会費 | 本会員年会費:20,000円+消費税(税込)※年間200万円以上のカード利用で次年度半額(10,000円+消費税) |
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JALマイル |
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特典 |
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付帯保険 |
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JGCを目指す方は効率的なフライト利用がカギを握ります。本特集や上級マイラーの口コミなどを参考に、かしこく無駄なく入会条件をクリアしましょう。