JALがJMB会員向け国内線先行予約サービスのルールを変更!334日前から予約可能に
マイレージ比較ニュース
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JALは2019年6月6日にJMB会員向けの国内線先行予約サービスを見直すことを発表しました。
ライバルのANAは、JALに先駆け2018年のうちに国内線の予約サービスを見直しており、ANAの正規割引運賃「ANA FREX」であれば、搭乗355日前の9時30分から当日まで購入することができます。
今回のJALの変更は、ANAの改定を意識したもので、満を持した発表と言えるでしょう。
JMB会員向け国内線先行予約サービスの変更内容をチェック
それでは早速、今回の変更内容をチェックしていきます。
一番の違いは従来までは搭乗日の2週間+2ヶ月としていた先行予約の開始日が、2019年9月10日から334日前に変更になる点でしょう。
またJALは、この変更を乗継割引7、乗継割引28、どこかにマイルを除く、全ての運賃に適用するとしています。つまり334日前から予約できるものであれば、チケットの種類は問わないということ。
JALは先行予約することで大幅割引になる運賃を「スーパー先得」「ウルトラ先得」といった名前で不定期販売していましたが、今回の変更に伴い、先得の販売日を334日前に統一する予定です。つまり今後は先得についても334日前から予約することができます。
さらに国内線特典航空券もその対象となっており、例えば春先に除外日を除く、年末年始の特典航空券の予約を取ることもできるのです。
この変更によって、JALの国内線先行予約サービスは、利便性が大幅に向上しています。現時点(2019年6月)でANAのサービスを比較すると、ANAと同等かそれ以上と言って良いでしょう。
以下はJAL会員向け国内線先行予約サービスの変更内容を表でまとめたものです。
変更日 | 2019年9月10日(火)から |
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予約開始日 | 搭乗日の334日前から |
キャンセル待ち | 可能※該当する運賃のみ |
対象座席 | クラスJ、普通席 |
対象運賃 | 乗継割引7、乗継割引28、どこかにマイルを除き、特典航空券含む全運賃 |
取引手数料 | 購入後予約日55日前までは無料。55日前を超えた場合、払戻手数料430円 |
マイレージ比較 編集部おすすめ!JALの国内線先行予約サービスの賢い使い方
今回の国内線先行予約サービスの変更は、JALユーザーにとって間違いなくポジティブ。筆者はどちらかと言えばANAユーザーですが、JALの先得を利用することで、航空運賃を節約できるようなら今後はJALの利用回数を増やしていこうと思っています。
ちなみに今回の変更の対象は、JMB会員のみとなっている点には注意が必要です。つまり一般ユーザーは対象外。JALカードもしくは年会費無料のJMBカードについては事前に発行しておく必要があります。
筆者は、本サービスが正式にスタートしたら帰省時期の航空券を先得運賃で、仮押さえし、60日前に予定に変更がないか念のため確認することで、リスクヘッジしながら航空運賃の節約にチャレンジしてみたいと思っています。
また万一55日前を過ぎたとしても取引手数料は430円と比較的良心的に設定されているので、ダメージは少ないでしょう。
もしチケットを取り消せなかったとしても、正当な事情があれば、筆者が保有しているアメックス・ゴールドのキャンセル・プロテクションを利用することで、チケット代を配偶者分含め補償してくれます。
JALを利用されている方は、筆者の活用方法も参考に、JALの国内線先行予約サービスを賢く、お得に使いこなしましょう!