マイルの貯め方―JAL、ANAのマイルを効率よく貯める
マイレージ入門
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「マイルに興味はあるが貯め方がわからない」という方、意外と多いのではないでしょうか?
マイルの貯め方の基本は、「マイレージプログラムに登録した上で、フライトに搭乗する or ショッピングをする」というシンプルなもの。マイルの貯め方を難しくしているのは、この基本に加え「○○を申し込めば××を優遇する」というサービスが用意されている点です。
その代表的なものが「クレジットカード」。航空会社はマイレージプログラムと密接に結びついたクレジットカードを多数提供しており、クレジットカード利用者を様々な面で優遇しています。さらに、クレジットカードの特徴によって、マイルの貯め方も大きく異なります。
本特集では、マイレージプログラムのみ登録する場合と、クレジットカードを利用した場合のマイルの貯め方を比較し、わかりやすく解説していきます。
それでは、早速マイルの貯め方をチェックしましょう!
マイルの3つの貯め方
1フライトに搭乗する-フライトマイル-
フライトに搭乗すると、各航空会社のマイルが貯まります。フライトで貯まるマイルは、目的地までの距離と運賃の種類によって決定。つまり、同じフライトでも、ファーストクラスの方が獲得マイルは多く、逆にエコノミークラスのディスカウント席は獲得マイルが少なくなります。
クレジットカードで貯める ボーナスマイルを狙う
マイレージプログラムに登録するだけではなく、航空会社が発行するクレジットカードへ申し込んでいると、クレジットカードのステータスに応じてフライトマイルが10%~25%増加します。
その他にも、マイレージプログラムのステータス会員はクレジットカードがなくても入会・継続マイルを獲得可能です(※ただしステータス会員となるためには年に何度もフライトを利用する必要有り)。
2買い物をする-ショッピングマイル-
ショッピングマイルは、その名の通り買い物で貯まるマイルのこと。提携している特約店や、航空会社が運営しているショッピングモールで買い物をすると、支払い金額に応じてマイルが貯まります。例えばJALの場合、JALのショッピングモール「eマイルパートナー」を経由してAmazonで買い物をすると、200円につき1マイル獲得可能です。
クレジットカードで貯める 特約店以外の支払いでもマイルが貯まる
航空会社が発行・提携しているクレジットカードは、特約店以外の支払いでもマイルが付与されます。スーパーやデパートでの買い物に加え、公共料金の支払いも対象です。また、クレジットカードによっては、貯めたポイントをマイルへ交換できるものもあります。
旅行や出張にあまり行かない人でも、普段の支払いでマイルを貯めることができれば、効率よくマイルを貯めることが可能です。
3クレジットカード会員に登録する&会員を継続する-入会・継続マイル-
最後に紹介する貯め方は、航空会社のクレジットカードを申し込んだ人への特典。クレジットカードへ入会したとき、1年間会員資格を継続したとき等に、1,000~5,000マイルが付与されます。ただし、航空会社によっては、フライトの利用が条件となっていることがあるので、入会時に付与条件をよく確認しましょう。
マイルの貯め方 おすすめのクレジットカード
前のチャプターで確認したとおり、クレジットカードを利用すると、ただのマイル会員よりもはるかに効率よくマイルを貯めることが可能です。フライトをメインに貯めたいという方も、陸でマイルを貯めたいという方も、まずはクレジットカードを利用したマイルの貯め方を検討すると良いでしょう。
その際は、クレジットカードの特徴についても注意。ほとんどのクレジットカードは、ただマイルが貯まるだけでなく、独自の強みを持っています。それぞれの強みを見極め、自分の貯め方に最適なマイルが貯まるクレジットカードを選びましょう。
JALのおすすめクレジットカード
- Suica搭載
年会費 | 2,160円(初年度無料) |
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特徴 | Suicaチャージや定期券の購入で貯めたポイントを、JALマイルへ交換できる |
フライトマイル | 10%ボーナス追加 |
ショッピングマイル | 200円につき1マイル(ショッピングマイル・プレミアムに入会すると100円につき1マイル) |
入会・継続マイル |
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電子マネー機能 | ○ Suica |
海外旅行保険 | 最高5,000万円 |
空港ラウンジ | × |
その他 |
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説明 | Suica機能がついたJALカード。 最大の特徴は、通常のカード利用に加えて、SuicaチャージやJR東日本定期券の購入で貯めたJREポイントを、JALマイルへ交換できる点。日常での買い物、電車やバスの支払いをカード払いに統一し、ポイントを貯めていけば、非常に効率よくマイルを貯められるでしょう。 |
キャンペーンページから申し込む場合、普通カードの申し込みはこちらをクリックし、JALカードSuicaを選択
JAL CLUB EST 20代限定
- 20代限定カード
- 高いコストパフォーマンス
年会費 | 7,560円(初年度5,400円) |
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特徴 | 座席のアップグレード、ビジネスクラスカウンターなど、フライトサービスが豊富 |
フライトマイル | 15%ボーナス追加 |
ショッピングマイル | 100円につき1マイル(ショッピングマイル・プレミアム自動入会) |
入会・継続マイル |
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電子マネー機能 | × |
海外旅行保険 | 最高5,000万円 |
空港ラウンジ | ○(年3回、国内線サクララウンジを利用可能・同伴1名までOK) |
その他 |
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説明 | 20代の方におすすめのJALカード。 年会費は7,560円とやや高めですが、ボーナスマイル、入会・継続マイルの追加など、特典が充実。さらにショッピングマイル・プレミアムも自動付帯しています。 また、国内ラウンジを同伴者1名まで無料で利用できる点は、他のJALカードにはない大きな利点です。 |
キャンペーンページから申し込む場合、ページ下の「そのほかのJALカード」から申込手続きへ進む
ANAのおすすめクレジットカード
- Suica搭載
年会費 | 2,160円(初年度無料) |
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特徴 | Suicaチャージでマイルが貯まる |
フライトマイル | 10%ボーナス追加 |
ショッピングマイル |
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入会・継続マイル |
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電子マネー機能 | ○ Suica |
海外旅行保険 | 最高1,000万円 |
空港ラウンジ | × |
その他 |
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説明 | ショッピング、公共料金の支払いはもちろんのこと、Suicaチャージでもマイルが貯まるクレジットカード。 1,000円につきワールドポイント1Pが付与され、5マイルと交換できます。1Pを10マイルへ交換できるコースは、年間6,480円が必要ですが、陸でマイルを貯める方にはオススメです。 Suicaのオートチャージ機能を利用することで、交通費の支払いでもマイルをゲットすることができるようになるでしょう。 |
- ポイント実質無期限
- マイル還元率最高3%
年会費 | 10,800円(+ANAプログラム参加費 5,400円) |
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特徴 | JALやANAを始め、航空会社26社で100円につき3マイルを付与。マイルは実質無期限 |
フライトマイル | - |
ショッピングマイル |
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入会・継続マイル |
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電子マネー機能 | × |
海外旅行保険 | 最高3,000万円 |
空港ラウンジ | ○(国内空港、同伴者1名無料) |
その他 |
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説明 | フライトを頻繁に利用する人におすすめのクレジットカード。 ANA、JALを含む提携航空会社の航空券を購入すると、100円につき3ポイントを付与。ポイントは1P=1マイルに交換できるため、マイル還元率は実に3%に上ります。空港ラウンジの無料利用や、海外旅行保険も付帯しており、フライトメインでマイルを貯める方は要チェックのクレジットカードと言えるでしょう。 |