空港ラウンジサービスとおすすめのクレジットカード
マイレージまめ知識
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空港内にある特別なユーザー向けの待合室「空港ラウンジ」を活用すれば、フライトまでの時間をゆったりと過ごすことができます。
空港ラウンジには、クレジットカード会員向けに設置されている「カードラウンジ(エアポートラウンジ)」と、航空会社が運営する「航空会社ラウンジ(エアラインラウンジ)」の2種類があり、利用できる条件等に違いがあります。
まずはじめに、「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の違いをチェックしましょう。
カードラウンジ(エアポートラウンジ)
クレジットカードの会員向けに設置されている空港ラウンジ。航空券とラウンジの利用対象となるクレジットカード(※主にゴールドカード以上の上級クレジットカード)を持っていると、利用する航空会社や搭乗クラスに関係なく、誰でも無料で利用することができる。
- 利用対象となるクレジットカードを持っていない人も、有料で利用可
航空会社ラウンジ(エアラインラウンジ)
ANAやJALが運営する空港ラウンジ。そのラウンジを運営する航空会社のビジネスクラスの航空券か、上級会員資格を持っている人が利用対象。
今回は、この2種類のうち「カードラウンジ」に注目し、空港ラウンジの主なサービスや、おすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
本特集を参考に、空港ラウンジを上手く活用し、空港での有意義なひと時を楽しみましょう。
空港ラウンジの主なサービス
空港ラウンジでは、様々なサービスを提供しており、フライトまでの時間を有意義に過ごすことが可能です。
各空港ラウンジによって、提供するサービスに多少の差はありますが、ここでは、空港ラウンジの主なサービスを紹介します。
空港ラウンジの主なサービス
無料サービス |
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有料サービス |
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コラム 羽田空港エアポートラウンジ 朝のパンサービス
羽田空港の空港ラウンジ(エアポートラウンジ)には、上記の無料サービス以外にも、毎朝、パン(クロワッサンやベーグル)のサービスがあります。このサービスは、1人2個まで無料でパンがもらえるというもの。パンが無くなり次第終了するサービスですが、毎朝8時頃までであれば利用可能です。(ちなみに、用意されているパンの種類は、ラウンジによって異なります)
朝のフライトを予定している場合は、このサービスにも注目し、空港ラウンジを利用するのも、楽しみの一つと言えるでしょう。
空港ラウンジの利用におすすめのクレジットカード
上記でご説明した空港ラウンジのサービスは、一定のクラス以上のクレジットカード保有者であれば、無料で利用することができます。
ただし、クレジットカードによって、利用できる空港ラウンジは異なるため、事前にそのクレジットカードで利用できる空港ラウンジをチェックしておきましょう。また、海外の空港でも国内と同様に空港ラウンジを利用したい場合、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が付帯したクレジットカードがおすすめです。
ちなみにカードによっては、同伴者1名まで無料で空港ラウンジを利用できるものもあるので、この点もチェックして、利用するクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
以下は、マイレージ比較編集部が厳選した、空港ラウンジの利用におすすめのクレジットカードです。
空港ラウンジの利用におすすめのクレジットカード
- ポイント実質無期限
- コスパトップクラス
年会費 | 7,000円(税抜) |
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利用できる空港ラウンジ |
国内:28空港
ホノルル空港(ハワイ)、仁川空港(韓国) |
同伴者のラウンジ利用 | 1名まで無料 |
マイル/ポイント |
ポイント:メンバーシップ・リワード
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主な付帯サービス |
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特徴 |
ANAとアメックスが提携し、発行するクレジットカード。年会費は7,000円。 ポイントは通常、カード利用100円につき1ポイント、ANAグループでのカード利用時はポイントが1.5倍となる。貯めたぽいとは、ANAマイルへの交換が可能。また、カード入会時や継続時のボーナスマイルも充実している。 さらに、ANA アメリカン・エキスプレス・カードは、空港ラウンジを同伴者1名まで利用可。旅行の際など、同伴者も無料で空港ラウンジを利用できる点は、他のカードにない大きな魅力と言えるだろう。 ANAマイルを効率的に貯めつつ、ワンランク上のサービスを利用したい人は要チェック。 |
- 年会費初年度無料
- 優待サービスが充実
年会費 | 10,000円(税抜)※初年度年会費無料 |
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利用できる空港ラウンジ |
国内:27空港
プライオリティ・パスに準ずる |
同伴者のラウンジ利用 | 有料 |
マイル/ポイント |
ポイント:永久不滅ポイント
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主な付帯サービス |
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特徴 |
セゾンとアメックスが提携し、発行するゴールドカード。年会費は10,000円だが、初年度は年会費無料で利用することができる。 ポイントは通常、カード利用1,000円につき1.5ポイント、海外での買い物時は、カード利用1,000円につき2ポイントを付与。また、セゾンのプラチナ&ゴールドカード限定のサービス「セゾンマイルクラブ」(※年会費4,000円)を利用すると、カード利用1,000円につきJALマイル10マイル+カード利用2,000円につき1ポイントを貯めることができる。 さらに、「プライオリティ・パス」を優待価格(※年会費10,000+税)で利用することもできるため、出張や旅行で海外の空港利用する機会の多い人はぜひチェックしておきたい。 |
- 初年度年会費無料
- 20代限定
年会費 | 3,000円(税抜)※初年度年会費無料 |
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利用できる空港ラウンジ |
国内:28空港
ホノルル空港(ハワイ) |
同伴者のラウンジ利用 | 有料 |
マイル/ポイント |
ポイント:Oki Dokiポイント
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主な付帯サービス |
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特徴 |
JCBが発行する29歳以下限定のゴールドカード。年会費は3,000円だが、初年度は年会費無料で利用することができる。 ポイントは、カード入会後3ヵ月間は通常の3倍(カード利用1,000円につき3ポイント)、入会後4ヵ月目から12ヵ月目までは通常の1.5倍(カード利用1,000円につき1.5ポイント)を付与。貯めたポイントは、ANA・JALのマイルへ交換することができる。 入会後、5年以内に退会した場合、解約手数料(※2,000円)が発生する点は注意が必要だが、年会費が3,000円と他のゴールドカードと比較しても安いため、20代でゴールドカードを持ちたい人におすすめの1枚。 |
まとめ
空港ラウンジは、対象となるクレジットカードを保有していれば、誰でも無料で利用できるため、出張で飛行機に乗る機会の多い人はもちろん、旅行などで空港を利用する際に、特別な時間を過ごしたい人にとって、ぜひチェックしておきたいサービスの一つ。
仕事や旅行で空港を利用する機会のある人は、空港ラウンジサービスの有無も考慮した上で、自分に合った1枚を選びましょう。
参考サイト