スカイチームとマイレージ。スカイマイル(デルタ)やフライング・ブルー(エールフランス、KLM)のマイルを相互利用

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スカイチームとマイレージ

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スカイチームは、2000年に設立された世界三大アライアンス(航空連合)の一つです。デルタ航空やエールフランスを中核に、提携している航空会社は19社。オセアニア等の一部地域を除く、北米、中南米、ヨーロッパ、アジア、アフリカといった世界の主要路線網をカバーしています。

他のアライアンスと同じように、スカイチームでも、それぞれの提携航空会社のあいだでマイルを共有することができます。たとえば、デルタ航空で獲得したマイルを、エールフランスで使用するといった具合に、アライアンス単位でマイルをとらえることで、マイル活用の幅が広がり、さらに充実したマイルライフを送ることができます

ここでは、スカイチームの中でもマイルを貯めやすく日本への就航便も多いデルタ航空と、ヨーロッパやアフリカ方面での2国間以上の移動に強みを持つエールフランス&KLMオランダ航空をピックアップし、スカイチームでのマイレージ活用法を解説していきます。

スカイチームとデルタ航空・スカイマイル

スカイチームとマイレージ

スカイマイルは、スカイチーム創立メンバーでもあるデルタ航空が実施しているマイレージプログラムです。
2009年秋に旧ノースウエスト航空と合併したデルタ航空は、現在、ANA、JALに次いで国内第3位の発着便数を誇っており、もっとも身近な外資系航空会社です。マイレージプログラムのマイル加算率の良さや、頻繁に実施されるボーナスマイルキャンペーン、提携クレジットカードや提携ショップのサービスが充実しているのも人気の理由。
また、デルタのマイルには有効期限がないため、期限切れを気にすることなくマイルを貯めることができます

日本国内ではスカイマークと提携し、国内線の特典航空券も利用できるうえ、日本の国内線利用(航空会社問わず)で片道500マイルが貯まる「ニッポン500マイルキャンペーン」も実施しており、マイル獲得機会についてはANA・JALの国内大手2社に負けていません。
国内線に加え、国際線の利用が多い場合には、マイルの貯まりやすさを考えても有力な候補の一つとなるマイレージプログラムです。

スカイマイル(マイレージプログラム)のメリット

マイル加算率 多くの航空会社でマイル加算率が低下する大幅割引のエコノミークラスでも100%マイルが加算される
  • 予約クラスR、O、N、Eは加算対象外
マイルの有効期限 なし
スカイマイルダイニング 提携レストランの利用で100円につき最大5マイルが貯まる
スカイマイルショッピング 提携ショップでのショッピング利用やサービス利用、資料請求・見積もり依頼、ポイントサイトからのポイント交換等でマイルが貯まる。提携ショップ例)楽天市場、ベルメゾン、ドミノ・ピザ
ニッポン500マイルキャンペーン(2019年3月31日まで) 日本の国内路線(ANA、JAL、スカイマーク等航空会社問わず)を利用し、チケットの半券を送ると、片道500マイル、往復1,000マイル(一般会員:最大5,000マイルまで、メダリオン会員:最大20,000マイルまで)
燃油サーチャージ 特典航空券を使った自社便のフライトでは、燃油サーチャージが無料。提携航空会社便の場合は、各社のマイレージプログラムに準ずる
マイルの購入・移行・プレゼント マイルを1マイルあたり$0.035で購入・プレゼント(2,000マイル以上60,000マイルまで、2,000マイル単位)、家族や友人のマイル口座にマイルを移行可能(2,000マイル以上60,000マイルまで、2,000マイル単位)

デルタ航空のマイルが貯まるマイレージカード

  • 初年度年会費無料
  • マイルの有効期限なし
年会費 1,500円+消費税(初年度無料
マイル カード利用100円=1マイル
付帯サービス
  • 最高2,000万円の海外旅行保険
  • 年間最高100万円のショッピングガード保険

入会キャンペーン

新規入会し、利用金額やフライトによって最大8,500マイル獲得可能!(2017年11月30日まで)

デルタ スカイマイルJCBカード(テイクオフ) に行く

  • マイル無期限
  • シルバーメダリオン資格付与
年会費 12,000円+消費税
マイル 100円=1~2マイル
付帯サービス
  • 最高5,000万円の海外旅行保険
  • 年間最高500万円のショッピングガード保険
  • 国内28空港、海外2空港の空港ラウンジを無料利用可オススメ!
  • 上級会員資格「シルバーメダリオン」を無料付与

入会キャンペーン

期間中にキャンペーンページ経由でカードに入会し、利用条件を満たすと合計で30,000マイル(※)

  • 入会後6ヶ月以内に、新規購入のデルタ航空航空券でビジネスクラスを利用の場合

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード に行く

スカイマイル 特典航空券&アップグレード 必要マイル数

特典航空券 アップグレード
東京-ソウル(韓国)(エコノミー) 20,000~60,000 5,000~
東京-バンコク(エコノミー) 20,000~60,000 5,000~
東京-ニューヨーク(エコノミー) 60,000~150,000 12,500~
東京-パリ(エコノミー) 80,000※エールフランス等、提携航空会社便を利用 40,000※エールフランス等、提携航空会社を利用

スカイチームとフライング・ブルー

スカイチームとマイレージ

フライング・ブルーは、エールフランスとKLMオランダ航空が実施するマイレージプログラムです。
スカイチームの中では唯一、JALと提携しており、国内線利用でもマイルを貯める(使う)ことができます※。

  • ただし国内線は、予約クラスY(加算率100%)、A(70%)に限る。国際線は、予約クラスW, Y(100%)、B, E, H, K, M, V, S (70%、日本-フランス間以外)、Q(50%、日本-フランス間以外)に限る

マイルの有効期限は20ヶ月間。延長のためには、スカイチームの航空会社のフライトを利用する必要があります。提携クレジットカードの利用のみで期間を延長できるデルタ航空と比較すると、やや利便性に劣りますが、海外旅行等でエールフランスやデルタ航空をはじめスカイチームの航空会社を利用する場合は、失効の可能性が低くなります。

また、入会時に1,000マイルのボーナスマイルがもらえる点や、特典航空券利用時の空港税・手数料等をマイルで支払える点(フライトの各区間ごと7,500マイル)、通常の25%~50%OFFのマイル数で特典航空券を獲得できる「プロモアワード」等もフライング・ブルーのメリットの一つ。
さらに、国内線利用で500マイル、国際線利用で750マイルの最低保証マイルがあるのも、近距離移動者にとって嬉しい特典と言えるでしょう。

フライング・ブルー(マイレージプログラム)のメリット

入会特典 マイレージプログラムの新規入会で1,000マイルがもらえる
入会前加算 マイレージプログラム入会前にスカイチームの航空便を利用した場合、フライト日からさかのぼってマイルを付与(エールフランス航空&KLMオランダ航空:フライト日から3ヶ月以内、その他提携エアライン:フライト日から1ヶ月以内
プロモアワード エールフランスとKLMの特典航空券を通常の25%~50%OFFのマイルで利用可能。アワード用の空席がなくなり次第終了となる。とくにヨーロッパの国内移動や、ヨーロッパ-アフリカ間、ヨーロッパ-中東間等で有利
マイルの最低保証 国内路線で最低500マイル、国際線で最低750マイルのマイル付与を保証
空港税・手数料 特典航空券利用時の空港税・発行手数料の支払いをマイルでできる(フライトの各区間ごと7,500マイル)
マイルの購入・プレゼント 最大40,000マイルまで、マイルの購入&プレゼントが可能

フライング・ブルーのマイルが貯まるおすすめマイルカード

  • 初年度年会費半額
  • QUICPay対応
年会費 5,000円+消費税(初年度2500円+消費税
マイル カード利用100円=1マイル
付帯サービス
  • 海外旅行傷害保険:最高3,000万円
  • ショッピングガード保険:最高100万円

フライング・ブルーJCBカード(一般カード) に行く

  • 付帯保険が充実
  • QUICPay対応
年会費 15,000円+消費税(初年度10,000円+消費税
マイル カード利用100円=1マイル
付帯サービス
  • 海外旅行傷害保険:最高1億円
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
  • ショッピングガード保険:最高300万円
  • 空港ラウンジサービス:国内26空港+ホノルル空港

フライング・ブルーJCBカード(ゴールドカード) に行く

フライング・ブルー 特典航空券&アップグレード 必要マイル数

特典航空券 アップグレード
東京-ソウル(韓国)(エコノミー) クラシック:30,000、フレックス:90,000 23,000~
東京-バンコク(エコノミー) クラシック:40,000、フレックス:120,000 29,500~
東京-ニューヨーク(エコノミー) クラシック:80,000、フレックス:240,000 26,000~
東京-パリ(エコノミー) クラシック:80,000、フレックス:240,000
  • エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは予約クラスY、B、M、U、Kに限り可能

スカイチームとマイレージ、いかがでしたでしょうか。
スカイチームは、日系航空会社が参加していないことから、一見、日本のマイラーにとってスポットの当たりにくい存在です。
しかし、マイルの貯まりやすさに定評があるデルタ航空を中心に、ヨーロッパ・アフリカなどに幅広い路線網を持つエールフランス&KLM、また近年では、ベトナム航空や中国東方航空(予定)の新規加盟でアジア方面への充実度も高まるなど、成長速度の速いアライアンスと言えるでしょう。

特に、国際線利用の多い方や、2カ国間以上を移動する周遊旅行の多い方は、スカイチームのスカイマイルやフライング・ブルーを活用することで、より多くのメリットを受けられるため、一度、これらのマイレージプログラムをチェックをしてみてはいかがでしょう。

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