Edyとマイル
マイレージまめ知識
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「楽天Edy(エディ)」は、楽天Edy株式会社が発行するプリペイド型の電子マネーです。
あらかじめチャージ(入金)することで、国内36万5,000ヶ所のショップ・レストラン(内インターネット店舗5万店舗)で現金代わりに利用することができます。
高い普及率と知名度を誇るEdyには、もう一つ、ショッピング代金をEdyで支払うことによってANAマイルを貯められるという嬉しいメリットもあります。
今回のマイレージまめ知識では、このEdyを使ったマイルの貯め方にスポットを当てて、Edy払いで効率よくマイルを貯める方法をご紹介します。
- ANAマイレージクラブEdyカードは、2017年7月3日23:59(お申し込み・お切り替え完了分)をもって、発行を終了しました。
Edyでマイルを貯めるには
Edyでマイルを貯める方法には、「ANAカード」もしくは「おサイフケータイ」を使う方法があります。
ANAが発行するマイレージカード。クレジットカード機能あり・なしの2種類がある。どちらもEdy機能を搭載しており、Edyのチャージ・決済が可能
携帯電話に「Edyアプリ」をダウンロードして、ANAマイレージカード情報の入力&「ケータイ de Edyマイル」へのサービス登録をすると、Edyのチャージ・決済が可能となる
ANAカード+Edyでマイルを貯める
上記のうち、もっとも効率よくマイルを貯められるのは、クレジット機能がついたANAカードを使う方法です。
ANAのマイレージカードは、いずれもEdyを搭載しているため、クレジット機能のないカードでもEdy利用200円=1マイルを貯めることができますが、クレジット機能付きマイレージカードの場合、ほかにも、カードの入会時や継続時、フライト利用でもボーナスマイルが加算される他、クレジットカードの利用で貯まったポイントをマイルに移行することができるため、マイルを貯める機会が飛躍的に増加します。
特に、ANAカードの中でも、ANA JCBカードは、他ブランド(VISA、マスター)と比較するとマイル移行手数料が安く、クレジットカードで得たボーナスポイントもマイルへ移行できることから、もっともマイル還元率の良いANAカードと言えるでしょう。
ANAカードを比較
ANAマイレージクラブカード クレジット機能なし
- 年会費無料
年会費 | なし |
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マイル移行手数料 | 無料 |
クレジット機能 | なし |
カード利用で貯まるマイル | ― |
Edy利用で貯まるマイル | 200円=1マイル |
ボーナスマイル | なし |
ANA JCB 一般カード クレジット機能あり
- 効率良くマイルが貯まる
年会費 | 2,000円+消費税(初年度無料) |
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マイル移行手数料 | 10マイルコース: 2,000円+消費税、5マイルコース:無料 |
クレジット機能 | あり |
カード利用で貯まるマイル | 100円=1マイル(10マイルコース)、200円=1マイル(5マイルコース) |
Edy利用で貯まるマイル | 200円=1マイル |
ボーナスマイル | 入会時:1,000マイル、継続時:1,000マイル、搭乗時:+10% |
豆知識 EdyとANAカードでお得にマイルを獲得
ANAが運営するショッピングサイトや提携レストランを利用し、ANAカードで料金を支払うと、通常の2~3倍のマイルを獲得することができます。
Edyマイルプラス | 対象店舗の買い物をEdyで支払うと200円=2マイル |
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グルメマイル | ANA提携のレストラン検索サイト。加盟レストランの食事代はEdy支払い200円=1.5~2.5マイル、ANAカード支払い最大100円=3マイル |
マイルスマイル | 空港の駐車場利用でANAのマイルが貯まるサービス。マイルスマイル経由で羽田空港・成田空港・セントレア・関西空港・伊丹空港の駐車場を予約&利用すると100円につき1マイルが貯まる。支払い時にANAカードを利用すれば、ダブルでマイルをゲットすることも可能 |
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ANAカードマイルプラス | ANAカード限定のショッピングサイト。カード利用100円につき1マイル、または200円につき1マイル |
ANAマイレージモール | インターネット上のショッピングや会員登録などでマイルが貯まる。ANAカードで支払うとクレジットカードのポイントも加算 |
ANAショッピングastyle | ANAが運営するトラベルグッズ、ANAオリジナル商品などのオンラインショッピングサイト |
おサイフケータイ+Edyでマイルを貯める
おサイフケータイでEdyを使う場合は、Edyアプリをダウンロードしたあとサービス登録を行い、さらに「モバイルAMCアプリ」に登録をします。これによってEdyのチャージ&決済が可能になり、Edy支払いでANAマイルを貯められるようになります。
なお、このサービス登録の際にクレジットカード情報を入力することで、クレジットカードから直接おサイフケータイにチャージができるようになり、チャージにかかる手間や時間を大幅に減らすことができます。
Edyのチャージ方法
Edyのチャージ方法には、おもに以下の3種類があります。
Edyのチャージ方法
現金でEdyにチャージ
現金でチャージをする場合、コンビニなどの提携店のレジや、Edyチャージ専用端末「Edyチャージャー(現金入金機)」でANAカードやおサイフケータイにチャージをします。
チャージ可能な店舗:am/pm、サークルK、サンクス、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニ、PRONTO他
クレジットカードでEdyにチャージ
Edyのチャージで、もっとも利便性が高いのが、クレジットカードからチャージをする方法です。
クレジットカードでチャージをするには、最初に、FeliCaポート/パソリ(※下記参照)などの非接触ICカードリーダ/ライタや、おサイフケータイを用意し、次に専用ソフト「EdyViewer」(パソコン)「Edyアプリ」(ケータイ)をダウンロード、最後に、チャージに使用するクレジットカード情報を入力します。
アメリカン・エキスプレス、三井住友カード、オリエントコーポレーション、MUFGカードなど多くのカード会社がEdyチャージに対応していますが、ほとんどのカード会社がEdyチャージの際のポイント付与を行っていません。
ただし、なかには、「JMBローソンPontaカードVisa」や「NEXCO中日本プレミアムドライバーズプラスカード」のように、Edyチャージでポイントが貯まるクレジットカードもあります。
JMBローソンPontaカードVisaは、Edyチャージ200円につき1ポイントが貯まり、貯めたポイントを10,000ポイント=10,000マイルでJMBマイルに交換することができます。
また、ローソンでの利用で100円につき1ポイント+レジ精算1回につき1ポイントが貯まるなど、コンビニ利用でのポイント獲得機会が豊富。年会費は永年無料のため、JALのマイルを貯めたい人にとって利便性の高いサブカードです。
NEXCO中日本プレミアムドライバーズプラスカードは、Edyチャージでクレジットカードのポイント(ショッピングポイント)が貯まり、貯まったポイントを1,000ポイント→1,000円分のEdyとして受け取ることができます。マイルは貯まらないものの、やはりANAカードにEdyチャージをする際の登録カードとすることで、ANAマイルとカードのポイントの両方をゲットすることが可能です。
Edyチャージでマイル・ポイントが貯まるクレジットカード
- 年会費永年無料
年会費 | 永年無料 |
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マイル移行手数料 | なし |
Edyチャージ | 200円につき1ポイント※10,000ポイント=10,000JMBマイル |
カード利用 |
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ボーナスマイル | なし |
付帯保険 | なし |
NEXCO中日本プレミアムドライバーズプラスカード ※サービス終了
- 初年度年会費無料
年会費 | 1,750円+消費税※初年度無料 |
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マイル移行手数料 | なし |
Edyチャージ | 200円につき1ポイント(ショッピングポイント) |
カード利用 |
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ボーナスマイル |
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付帯保険 |
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豆知識 パソリ
SONY 非接触 ICカードリーダ/ライタ USB 対応 パソリ RC-S370
パソコンに接続して使用する非接触ICカードリーダ/ライタ。
Edyチャージのほか、クレジットチャージを行うためのサービス登録、Edyの受け取り、Edyが使えるサイトでのEdy決済などに使用できる。
銀行口座からEdyにチャージ
一部の銀行や証券会社では、口座からのEdyチャージが可能となっています。ただし、モバイルバンキングのみのサービスであったり、一回のチャージに105円程度の手数料がかかる場合があるため、使い勝手や余分なコストが発生することがないかを確認すると良いでしょう。
Edyを使って日常の出費をマイルに換えよう
Edyとマイルいかがでしたでしょうか。
Edyはコンビニなどの細々した出費や、専用のサイト・クレジットカードとの連携で効率よくマイルを獲得できる、マイラーにとって欠かせないツールです。
利用可能な店舗数も多く、小銭が不要になるなどの利便性も高いため、特に陸でのマイル獲得を目指す方は、今まで現金で支払っていた費用をEdyに切り換え、日常生活の様々なシーンでこまめにマイルを貯められるよう、工夫してみると良いでしょう。