ANAの旅割を徹底攻略!ANAの飛行機を最安値で予約しよう!
マイレージまめ知識
最終更新日|
目次
- ANAの「旅割」を徹底攻略!目当ての航空券を最安値で予約しよう
- ANAの旅割とは?
- ANAの旅割と特割の違い
- 2018年の旅割の発売日は?
- ANAの旅割を一般販売前に先行予約する裏ワザ
- 旅割を上手く活用し、マイルを貯めつつ航空券の料金を節約しよう
ANAの「旅割」を徹底攻略!目当ての航空券を最安値で予約しよう
ANAユーザーであれば、誰もが一度は「旅割」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。ANAの「旅割」は、ANAが年に2回販売するバーゲン価格での航空券の総称です。航空券が通常よりも大幅にディスカウントされた価格で購入できるだけではなく、ANAマイルも貯めることができる、非常にお得なサービスです。
この旅割を上手く活用すれば、GWや夏休み、年末年始といったオンシーズンの航空券でも、通常のものと比較して10,000円以上安く手に入れることも難しくありません。
しかし、この旅割で目当ての航空券を最安値で購入するには、テクニックが必要です。激戦の区間はすぐに売り切れてしまうため、旅割の利用し、購入できずに悔しい思いをしたという方もいらっしゃるはず。
そこで今回は、旅割についてわかりやすく解説。さらに、旅割を予約する際の裏技に使えるおすすめのクレジットカードもご紹介します。
旅割の仕組みや発売日について、実はよくわかっていない…という方も、旅割を使ったことあるという方も、本特集を参考に、旅割の知識を深め、最安値の航空券をゲットし、お得にANAの飛行機を利用しましょう!
ANAの旅割とは?
ANAが提供する「旅割」とは、航空券を一定日数以上前に予約することで、大幅な割引が受けられるサービスの総称です。春~夏の旅割、秋~冬の旅割というようにシーズンを分割し、各シーズン1回(※計2回)、旅割の販売を行っています。この旅割はGWやお盆、年末年始など、飛行機の料金が高騰する時期の利用にも対応しており、通常価格よりも大幅に安い価格で飛行機を予約できることから、例年多くのANAユーザーが活用しています。
実は、旅割で購入できる航空券の種類は1つではありません。旅割は、「旅割75」「旅割21」というように、後ろについている数字が予約日から搭乗日までの日数を指しています。例えば3月1日に予約をした場合、3月29日のフライトには「旅割28」が、5月17日のフライトには「旅割75」が適用されます。この数字が大きければ大きいほど割引率も大きくなり、路線によっては1万円以下でチケットを予約できる場合も。
しかし、旅割は通常の航空券と比較すると格段に安い価格で飛行機を利用することができるため、東京-沖縄、東京-大阪などの人気路線は発売後すぐに売り切れてしまうことも少なくありません。旅割でこれらの路線の予約を検討されている方は、発売日のチェックはもちろん、搭乗する飛行機の時間や帰りの便はいつ予約するのか等、事前の計画をしっかりと立てておきましょう。
ちなみに、割引で購入した航空券はマイル付与対象外となることがあるため、旅割でもマイルが付与されないのでは…と思う方もいらっしゃるかと思いますが、旅割はマイルの付与対象になっており、区間マイレージが通常の75%貯まります。ANAが販売する航空券を最安値で手に入れられるだけではなく、マイルまで貯められる点は、ANAマイラーにとって嬉しいポイントと言えるでしょう。
※ただし、旅割は予約の変更が原則できません。予約取り消しを行った場合30~60%のキャンセル料が必要になる点には注意が必要です。旅割を利用する際は、スケジュールをしっかりと確定し、予約するようにしましょう。
ANAの旅割と特割の違い
旅割と同様に、ANAの航空券を大幅にディスカウントした価格で購入できるサービスとして、「特割」も高い人気を誇っています。
特割と旅割は同時に発売され、どちらも正規運賃と比較すると、大幅に安い価格で航空券を購入できるため、混同しがちですが、実はこの2つのサービスには大きな違いがあります。
まず1つ目は、旅割は最低でも出発日の21日前までに予約しなければいけないのに対し、特割は前日まで予約可能な点。「今週末予定が空いたので、旅行に行きたい」「飛行機のチケットを買い忘れていた」という場合でも、お得に飛行機を利用できるのが嬉しいポイントです。
その一方で特割は旅割と比較すると、航空券の料金がやや高くなっている点も大きな違いでしょう。例えば、5月12日(土)の東京(羽田)-大阪(関西)間の9:00発の便は、特割:14,290円 旅割:10,790円(※2018年3月14日時点)。多くの場合3,000円~4,000円程度の差が出るため、少しでも出費を抑えたい場合は、旅割の利用がおすすめです。
2018年の旅割の発売日は?
旅割は、例年1月に春~夏のフライト、8月に秋~冬のフライトの予約販売がスタートします。2018年の春~夏期間の発売は1月25日(木)にスタートしており、すでに多くの人気路線の旅割が完売しています…。2018年秋~冬期間の旅割の発売日は、2017年度が8月29日だったため、2018年も8月28日~30日付近と予想されます。
旅割の発売日は、販売開始の約1週間前にANAからプレスリリースが配信(※マイレージ比較でも2018年秋~冬期間の旅割の発売日がわかり次第、こちらの情報を更新する予定です)され、確定するので、みなさんも旅割の発売日に目当ての航空券を予約できるよう、しっかりとチェックしておきましょう。
ANAの旅割を一般販売前に先行予約する裏ワザ
本チャプターでは、ANAの旅割が一般販売される前、つまり発売日の前に先行予約する裏ワザをご紹介します。
今年の旅割をどうしても予約したいという方は、人気の旅割を一足先に予約する裏ワザ、「先行予約」を活用しましょう。
この先行予約のサービスは、ANA提携クレジットカードを保有しているユーザーやANAマイレージクラブ会員になっているユーザーに対して、ANAが提供する特別なサービスです。また、同じANA会員と言っても序列があり、ANAマイレージクラブ会員よりもANA提携クレジットカードユーザーのほうが先行予約できる日時が早くなり、より確実に目当ての航空券を入手することができます。例えば、2018年1月の先行予約は、以下の通りです。
ANAプレミアムメンバー | 1月23日(火)11:00~ |
---|---|
ANAカード会員(クレジット機能付き) | 1月23日(火)14:00~ |
ANAマイレージクラブモバイルプラス会員 | 1月23日(火)14:00~ |
ANAマイレージクラブ会員 | 1月24日(水)11:00~ |
上記以外 | 1月25日(木)9:30~ |
先行予約を目指す上で、マイレージ比較編集部が最もおすすめするサービスは、ANA提携のクレジットカードの活用です。
ANA提携のクレジットカードを作成すると、旅割が一般販売の2日前に先行予約できるだけではなく、カードで支払うことでボーナスマイルが付与され、ANAマイルを効率よく貯めることができます。またANAマイレージクラブは会員数が非常に多いため、1月24日の先行予約で旅割の予約をするのは年々困難になって来ており、確実に旅割を予約する上でANA提携クレジットカードは最早必須と言えるでしょう。
さらにANA提携クレジットカードには、国内・海外旅行傷害保険が無料付帯。旅行をサポートするアイテムとして、損をすることは決してありません。
ちなみに最も早く旅割の予約ができるのは「ANAプレミアムメンバー」ですが、プレミアムメンバーになるには、年間30,000以上のプレミアムポイント(※区間マイレージや予約クラスなどにより、1回のフライトごとに貯まるポイントサービス)を貯めなければならず、ANAマイラーと言えども簡単ではありません。
また、ANA提携クレジットカードと同じタイミングで、旅割の先行予約ができる「ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員」は、楽天Edyを利用している人、マイルをSKYコインに移行したい人であればおすすめできますが、モバイルプラス会員は月額324円(税込)の利用料がかかるため、ANA提携クレジットカードのほうが年会費という面では安くなるケースも少なくありません。ちなみに、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員」は、楽天Edyの利用で200円につき3マイルが貯まるほか、マイルからSKYコインへの移行レートが最大1.5倍に。楽天Edyユーザー、マイルよりもSKYコイン派の方はチェックしておくと良いでしょう。
以下は旅割の先行予約を目指す際、大活躍してくれるANA提携クレジットカードをまとめたものです。是非チェックしてみてください。
旅割の予約に必携!おすすめのANA提携クレジットカード
- 初年度年会費無料
- マイル移行手数料が比較的安い
年会費 | 2,000円+消費税 ※初年度無料 |
---|---|
ポイント・マイル |
ポイント
|
付帯保障 |
|
付帯サービス |
|
特徴 | ANA JCBカードは、ANAとJCBが提携、発行するクレジットカード。 ANA JCBカードの特徴は、貯めたポイントをマイルに移行する際、5マイルコースと10マイルコースの2つを選べる点。ポイントは1,000円の支払いにつき1ポイントが貯まり、1ポイント=5マイルまたは10マイルで移行できる。1ポイント=10マイルで移行する場合、手数料が年5,000円(税抜)必要だが、効率良くマイルを貯められるのが嬉しい。クレジットカードに付帯している楽天Edyへのチャージでも、200円につき1マイルを貯めることができる。 保障は、国内・海外旅行傷害保険が付帯するため、旅行中に万一のことがあったときも、安心して対応することが可能。また、ショッピングガード保険も自動付帯しており、海外で購入した商品を、偶然の事故で壊してしまっても、利用した金額を補償してもらえる。 効率良くマイルを貯めたい人、ショッピングガード保険が付帯するクレジットカードを選びたい人におすすめの1枚だろう。 |
- ポイント実質無期限
- コスパトップクラス
年会費 | 7,000円+消費税 |
---|---|
ポイント・マイル |
ポイント
|
付帯保障 |
|
付帯サービス |
|
特徴 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAとアメリカン・エキスプレスが提携、発行するクレジットカード。 ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特徴は、普段の買い物で効率良くANAマイルを貯められる点。カード利用100円につき1ポイントが貯まり、旅割や特割などの航空券購入といったANAグループでの利用は、200円につき3ポイントが付与される。また、ポイント移行コースに登録(※年会費6,000円+税)すると、ポイントからマイルへの移行が可能になるだけではなく、通常3年間のポイント有効期限が無期限になる。特典航空券と交換できるまで、しっかりとポイントを貯められるのが嬉しい。 保障は、国内・海外旅行傷害保険や、ネットで購入した商品の破損や盗難などを補償するオンラインプロテクションなどが自動で付帯する。また、空港ラウンジが同伴者1名まで無料で利用できるのも、大きな魅力だろう。 ANAマイルを実質有効期限無しで貯めたい人、付帯保障やサービスが充実したクレジットカードを持ちたい人に、おすすめの1枚。 |
- 初年度年会費無料
- Suica機能付き
年会費 | 2,000円+消費税 ※初年度無料 ※「マイ・ペイすりぼ」への登録で、年会費が750円+税に |
---|---|
ポイント・マイル |
ポイント
|
付帯保障 |
|
付帯サービス |
|
特徴 | ANA VISA Suicaカードは、Suica機能を搭載したANAと三井住友カードが提携、発行するクレジットカード。 ANA VISA Suicaカードの特徴は、Suicaへのチャージ1,000円につき1ポイントがもらえる点。多くのカードは加算対象外となるSuicaチャージでもポイントが付与されるため、効率よく貯められるのが嬉しい。通常のカード利用も1,000円につき1ポイントをもらうことができ、貯めたポイントはANAマイルへ移行可能。1ポイント=5マイルでの移行は手数料無料で可能だが、10マイルで移行する場合は、別途移行手数料が年間6,000円(税抜)必要になる。 保障は、国内・海外旅行傷害保険、ショッピング補償が付帯しており、旅行先でも安心して買い物が可能。また、「マイ・ペイすリボ」に登録すると、2,000円+税の年会費を751円+税まで減額できるサービスを提供しており、お得にカードを利用できる。リボ払いを避けたい場合は、支払い上限を上げることで、手数料の支払いを避けることが可能。 通勤やコンビニなどの支払いでSuicaを利用する頻度が高い人、年会費が安いクレジットカードを利用したい人におすすめ。 |
旅割を上手く活用し、マイルを貯めつつ航空券の料金を節約しよう
ANAの旅割徹底攻略特集はいかがでしたでしょうか?
旅割を上手く活用すれば、旅行の際の移動にかかる飛行機代を大幅に節約することができるはず。そしてその浮いたお金で、ワンランク上のホテルへの宿泊や、豪華なディナー、目的地の追加など、旅行をさらに充実させるのも1つの選択肢です。
GWや夏休み、お盆などでANAの飛行機を利用する予定がある方は、旅割を活用して、マイルを貯めつつ、支出を抑え、浮いたお金のさらなる楽しみのために使いましょう!