ANAカードを年会費とマイル還元率で比較!編集部おすすめの1枚も
マイレージ入門
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ANAカードへの入会を検討している方にとって、年会費とマイル還元率はとても重要なポイントです。
実は、ANAカードは、カードのランク(一般、ゴールド、ワイドカード、プラチナ)と提携カード会社によって年会費とマイル還元率が異なります。
そこで、マイレージ比較編集部が、2019年6月時点での主なANAカード(※提携カード含む)を厳選。年会費とマイル還元率を調査し、徹底的に比較しました。
提携カード一覧に加え、年会費が安いANAカードおすすめの1枚と、マイル還元率が高いANAカードおすすめの1枚もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
主なANAカード一覧 ~年会費とマイル還元率を比較!~
まずはじめに、主なANAカードをご紹介します。
ANAカードのランクごとの特徴や、年会費とマイル還元率をチェックしてみましょう。
ANA一般カード
「ANA一般カード」は、ANAとJCBや三井住友カード等のカード会社が提携し、発行するANAカード。効率よくマイルを貯めることができます。ANAカードの中では、年会費もリーズナブルなものが多く、最もスタンダードなカードと言えるでしょう。
ANAカードは、入会・継続時と、搭乗時にボーナスマイルが付与されます。「ANA一般カード」では、入会と毎年の継続時に1,000マイルを付与。また、ANAの飛行機搭乗時に、+10%の搭乗ボーナスマイルを獲得することができます。
ANA一般カードのボーナスマイル
入会・継続マイル | 1,000マイル |
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搭乗ボーナスマイル | 10% |
※「ANA JCBカードZERO」「CTBC ANA VISA Signature カード」「CTBC ANA JCB Platinum カード」は入会・継続マイルの付与なし
以下では、主なANA一般カードをご紹介します。
- 初年度年会費無料
- マイル移行手数料が比較的安い
年会費 |
初年度無料 2年目以降 2,160円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- 初年度年会費無料
年会費 |
初年度無料 2年目以降 2,160円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- ポイント実質無期限
- コスパトップクラス
年会費 | 7,560円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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交通系IC一体型カード
交通系IC一体型カードは、SuicaやPASMO、nimocaと提携し、発行するANAカード。交通系ICのチャージでポイントを貯めることができ、交通機関を利用するだけでポイントが貯まるカードや、定期券機能が付帯しているカードも。貯めたポイントはマイルに交換可能となっており空でも陸でも効率的にマイルが貯まるANAカードとして人気を集めています。
交通系IC一体型カードのボーナスマイル
入会・継続マイル | 1,000マイル |
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搭乗ボーナスマイル | 10% |
以下では、主なANA交通系IC一体型カードをご紹介します。
- Suica機能付き
- 鉄道利用者向け
年会費 |
初年度無料 2年目以降 2,160円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- 初年度年会費無料
年会費 | 初年度無料 2年目以降 2,160円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- 初年度年会費無料
年会費 | 初年度無料 2年目以降 2,160円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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ANAワイドカード
ANAワイドカードは、一般カードとゴールドカードの中間に位置するANAカード。ボーナスマイルの付与レートが一般カードと比較して高く、入会・継続時には2,000マイル、搭乗時には+25%のボーナスマイル付与と、ANAゴールドカードと同じボーナスマイルを獲得できます。一方で、ショッピングでのマイル付与レートは一般カードと変わらないため、ショッピング利用でマイルを貯めたい方よりも、飛行機をよく利用するためANAマイルをしっかりと貯めたい方に向いています。
ANAワイドカードは、ANA便の利用でマイルをしっかり貯めることができるANAカードを検討している方におすすめのANAカードと言えるでしょう。
ANAワイドカードのボーナスマイル
入会・継続マイル | 2,000マイル |
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搭乗ボーナスマイル | 25% |
以下では、主なANAワイドカードをご紹介します。
- 楽天Edy搭載
年会費 | 7,830円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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年会費 | 7,830円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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ANAゴールドカード
ANAゴールドカードは、高いマイル還元率と、ゴールドカードならではの豪華な付帯特典が魅力のANAカードです。入会・継続時には2,000マイル、搭乗時には+25%のボーナスマイルを付与。
また、国内外の航空ラウンジを無料で利用できる特典や、充実した海外・国内旅行保険等、ゴールドカードに付帯する特別な特典を利用したい方であれば、ぜひチェックしておきたいANAカードと言えるでしょう。
ANAゴールドカードのボーナスマイル
入会・継続マイル | 2,000マイル |
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搭乗ボーナスマイル | 25% |
※「CTBC ANA VISA Business Signature カード」「CTBC ANA JCB Precious カード」「ANAカードU.S.A.」「Dah Sing ANA World Mastercard」は入会・継続マイルの付与なし
以下では、主なANAゴールドカードをご紹介します。
年会費 | 15,120円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- ポイント実質無期限
- ANAアメックスのサービス強化
年会費 | 33,480円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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ANAカードプレミアム(プラチナカード)
ANAカードプレミアムは、ANAカードの中でも最高峰のステータスを誇っており、プラチナカードと同等以上のサービスを提供しています。
他のANAカードと比較すると、マイル還元率や、ボーナスマイルの付与率の高さが圧倒的に高い点が特徴。また、ANAが提供する国内空港ラウンジサービス「ANA LOUNGE」やプライオリティパス、コンシェルジュサービス等、プラチナカードならではの特別な特典も多数付帯しています。特別なサービスを利用したいと考えている方は、利用を検討すべきANAカードと言えるでしょう。
ANAプラチナカードのボーナスマイル
入会・継続マイル | 10,000マイル |
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搭乗ボーナスマイル | 50% |
※「CTBC ANA JCB Eternity カード」は入会・継続マイルの付与なし
以下では、主なANAプラチナカードをご紹介します。
- 入会・継続時にボーナスマイル
- ANA航空券を購入でマイルが2倍
年会費 | 86,400円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- 入会・継続時にボーナスマイル
- 国内線ANAラウンジサービス
年会費 | 75,600円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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- JALマイルが貯まる
- 国内線ANAラウンジを無料で利用可能
年会費 | 162,000円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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ANAカードを年会費で比較!おすすめの1枚
ANAカードを年会費で比較した場合、マイレージ比較編集部が最もおすすめする1枚は、「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」。
以下では、ソラチカカードの基本情報や特徴について解説します。年会費が安いおすすめのANAカードを探している方はぜひチェックしてみてください。
■ ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の基本情報
年会費 | 初年度無料 2年目以降 2,160円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 |
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ボーナスマイル |
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付帯保険 |
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その他のサービス |
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ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANA・JCB・東京メトロが提携して発行するPASMO一体型のANAカード。
ソラチカカードは、1枚のカードに「ANAカード」、「To Me Card(東京メトロが発行するPASMO一体型クレジットカード)」、「JCBクレジットカード」の3枚のカードが持つ特徴が集約されており、「ANAマイル」「メトロポイント」「OkiDokiポイント」の3つのポイントを貯め、相互交換することもできます。
ソラチカカードには、大きく以下の3つの特徴があります。
- 年会費は初年度無料
- 東京メトロの利用でメトロポイントが貯まる
- 10マイル移行手数料が他の国際ブランドと比較して安い
以下では、これらの特徴について詳しく解説します。
特徴1年会費は初年度無料(※2年目以降は年会費:2,160円)
ソラチカカードは、初年度年会費無料で利用することができます。2年目以降は、通常年会費が2,160円となっていますが、定期券購入で年間20万円以上、もしくはショッピング利用で年間40万円以上利用することで、年会費分のポイントを獲得可能。また、入会時・継続時には、1,000マイルが付与され、ANA搭乗時には、区間基本マイレージ+10%のボーナスマイルを獲得できるため、年会費以上のマイルを得られるといえるでしょう。
特徴2東京メトロの利用でメトロポイントが貯まり、ANAマイルへの移行レート優遇
ソラチカカードでは、「メトロポイントPlus東京」の登録を行えば、1乗車につき平日5ポイント、休日は15ポイントのメトロポイントを獲得できます。さらに、ソラチカカードには、定期券機能が付帯。定期券をクレジットカード決済で購入すれば、1,000円につき5メトロポイントと1Oki Dokiポイント(※JCBのポイント)の二重取りも可能。また、オートチャージ機能を利用すれば、オートチャージでポイントが貯まるのもうれしいポイントと言えるでしょう。
また、ソラチカカードでは、ANAマイルとメトロポイントを、「100メトロポイント=90マイル」で交換することができます。
特徴310マイル移行手数料が他の国際ブランド(VISA、マスター、アメックス)と比較して安い
ソラチカカードの国際ブランドJCBでは、1ポイント=10マイルの交換レートとなる「マイル移行手数料」が、他の国際ブランドと比較して安い点が特徴。同ランク(※一般カード)のマスターカード・VISAのANAカードでは、10マイルコースの移行手数料は6,480円(税込)となっていますが、JCBブランドのソラチカカードでは、5,400円(税込)と、1,000円ほど安くなっています。マイル還元率をアップさせたいと考えている方は、この移行手数料についてもチェックしておくと良いでしょう。
以上の3つのポイントの他にも、ソラチカカードは、国内外最高1,000万円の旅行傷害保険、100万円の海外ショッピングカード保険等、付帯保険も充実しています。年会費を抑え、マイルを効率よく貯めたい場合や、東京メトロをよく利用する方におすすめのANAカードと言えるでしょう。
ANAカードをマイル還元率で比較!おすすめの1枚
- 入会後3ヶ月以内のカード利用で合計30,000ポイントプレゼント
- 世界中の空港ラウンジを利用可能
■ ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの基本情報
年会費 | 33,480円 |
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マイル/ポイント還元率 |
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マイル移行手数料 | 無料(1ポイント=1マイル) |
ボーナスマイル |
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付帯保険 |
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その他のサービス |
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ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、ANAとアメリカン・エキスプレスが提携し、発行するANAゴールドカード。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、マイル還元率の高さに定評があり、付帯サービスが充実していることから高い人気を誇るカードの1つです。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードには、大きく以下の3つの特徴があります。
- 基本マイル還元率は1〜2%。実質無期限でANAマイルが貯まる
- 同伴者1名まで無料で利用可能な空港ラウンジサービス等、付帯サービスが充実
- 付帯保険も充実
以下では、これらの特徴について詳しく解説します。
特徴1基本マイル還元率は1〜2%。実質無期限でANAマイルが貯まる
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの最大の魅力は、マイル還元率と貯めたマイルの利便性が極めて高い点。特にマイルの利便性の高さは、他のANAカードと比較しても優れています。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、直接ANAマイルが貯まるわけではなく、まずはアメックスのポイントが貯まり、そのポイントをANAマイルにいつでも好きな時に移行する方式を採用。ANAマイルには有効期限がありますが、アメックスのポイントには有効期限がありません。つまり、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードでポイントを貯め、必要なタイミングでANAマイルに移行することで、実質ANAマイルを無期限に貯めることができるのです。
ポイントはカード利用100円につき1ポイント、ANAの航空券や旅行商品、機内販売などで利用すると2倍の2ポイント、さらにANAカードマイルプラス提携店で利用しても2ポイント貯めることができます。貯めたポイントは、1ポイント=1マイルとして移行可能。
さらに、入会・継続時には2,000マイル、ANA搭乗時には区間基本マイレージ+25%のマイルを付与するなど、ボーナスマイルも獲得できるため、効率よくマイルを貯めることができます。
特徴2同伴者1名まで無料で利用可能な空港ラウンジサービス等、付帯サービスが充実
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、付帯サービスも非常に充実しています。国内外28空港を利用できる空港ラウンジサービスは、同伴者1名まで無料。また、国際線利用時(成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港帰国便)、スーツケースを1個無料で自宅まで届けてくれる手荷物無料宅配サービスも利用できます。
この他にも、羽田空港、伊丹空港内の対象レストランで利用できるエアポート・ミール・クーポンがもらえるサービスや、主要空港からアクセスが良好な場所のパーキングを会員限定の割引価格で利用できる空港パーキング、優先チェックインなど、アメリカン・エキスプレスのゴールドカードならではの特典が多数付帯している点は、本カードの大きな魅力と言えるでしょう。
特徴3付帯保険も充実
最後にANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの付帯保険もチェックしておきましょう。ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードでは、海外旅行傷害保険は最高1億円まで、国内旅行障害保険は最高5,000万円を補償。
さらに、ショッピングに役立つ保険が多数付帯している点も大きな魅力と言えるでしょう。
購入から90日間以内、最高500万円まで補償するショッピング・プロテクションや、インターネット上での不正使用による損害を全額補償するオンライン・プロテクションのほか、カード購入から90日間以内は商品の返品をアメックスが引き取りをしてくれるリターン・プロテクションも付帯。
また、キャンセル・プロテクションも付帯しており、休養・急病等による旅行代金やホテルなどのキャンセル費用の損害を補償してもらえる点もうれしいポイントと言えるでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、マイル還元率が高く、旅行や出張に役立つ特典が多数付帯したANAカード。マイルをしっかり貯めたい場合や、飛行機を使ってよく海外に行くという方におすすめのANAカードと言えるでしょう。
まとめ
ANAカードを年会費とマイル還元率で比較した今回の特集はいかがでしたか?
ANAカードは、ANAの飛行機によく乗る方はもちろん、日常使いでマイルを貯めて、特典航空券を目指したいという方、ステータスの高いカードを持ちたいという方にもおすすめできるクレジットカードの1つです。
ANAカード選びに悩んでいる方は、本特集の内容も参考に、主要なカードの年会費とマイル還元率をチェックし、コストパフォーマンスの高い自分にあった1枚を見つけましょう!